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衣浦港 港湾整備事業
人と暮らしを結ぶ港へ・衣浦港
衣浦港は三河湾の西側湾奥部に位置し、愛知県の知多半島と西三河地域に挟まれた南北約20kmに亘る細長い水域を有する港です。
臨海部に造成された工業用地には、窯業関連企業、食品関連企業、化学工業関連企業の他、発電所や製鉄所などの基幹産業と機械工業などの高度産業が集積し、さらなる高度産業拠点として期待され、そのための物流機能の充実が求められています。
こうした物流の充実や船舶の大型化に対応するため、航路等の整備を進めています。また、老朽化した施設の機能回復・機能強化を目的とした施設改良も実施しています。
衣浦港 港湾整備事業 事業解説
(1)武豊北ふ頭地区国際物流ターミナル整備事業
- 岸壁(水深12m)
平成7年度に物流の効率化や船舶の大型化に対応するため3万トン級の貨物船に対応した岸壁を整備し、供用しています。 - 航路泊地(水深12m)
平成25年度に航路幅1.5L(300m)、水深12mによる暫定供用を開始しました。引き続き、航路幅2L(400m)への拡幅整備を実施していきます。 - 航路(水深12m)
急速に進展する船舶の大型化に対して、航行の制約を解消するため、水深12mの航路において、平成26年度より航路幅1.5L(300m)から2L(400m)への拡幅を実施しています。
(2)外港地区防波堤(改良)整備事業
西防波堤は完成から約50年が経過しており、老朽化と大規模地震発生時の沈下及び津波に対する防護効果の低下が懸念されるため、粘り強い構造(※)化を図る目的として、平成25年度から防波堤の改良に着手しています。
※粘り強い構造とは、設計津波を超える規模の津波に対して防波堤が変形しつつも倒壊しない構造のことです。
(3)予防保全事業 ※西6号
西6号岸壁は完成から約40年が経過し、施設の老朽化が著しい一方で、バイオマス発電所の稼働に伴うチップ等の需要増加により岸壁利用の増加が見込まれるため、機能回復を目的として、平成28年度から岸壁の改良事業に着手しています。