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シーブルー事業の効果
帰ってきたうみのなかまたち
シーブルー事業により三河湾の海域環境が改善されたことで、多様な生物の生息・生育が可能な自然環境を確保することができました。
御津地区における水質の状況をみると、周辺区域では溶存酸素量(DO)が貧酸素状態(2mg/L未満)まで低下することがあったのに対し、干潟区域では貧酸素状態まで低下することがなくなり、良好な生物生息環境が維持されるようになりました。また、西浦地区における底質の状況をみると、干潟区域では周辺区域と比較して良好な底質環境に改善されました。
さらに底生生物の種類を見ると、その種類数は増加傾向にあり、シーブルー事業を実施したことにより二枚貝やカニ・エビなどの生物が戻ってきていることがうかがえます。
戻ってきた生物
![]() バイガイ |
![]() ムラサキガイとイシガニ |
![]() バイガイの幼貝 アサリの稚貝 |
![]() イワガニ科 |
![]() ハゼ科魚類、多毛類の稚魚 |
田原地区
造成された干潟では、海を利用したレクリエーションの場として人々に親しまれています。